大阪には弁護士が3000名以上もいます。このため,誰に依頼すればよいのか悩まれる方も多いでしょう。
過払い金の取り戻しは誰でもできる事件だから,誰に依頼しても結果は変わらないと言う人もいるでしょう。しかし,そのような方は,正直なところ,過払い金に重点的に取り組んでいない方と思われ,そのような方に依頼するのは避けた方がよいでしょう。
確かに,多くの弁護士が過払い金事件を取り扱ったことがあるものと思われますが,本来貸金業者から返還を受けられる金額の5割?7割程度で和解してしまっているケースも相当数存在するようです。その方が,手間がかからないからです。また,弁護士が自ら和解交渉せず,事務員に任せてしまい,結果として低い金額で和解してしまっているようなケースもあるようです。
しかし,そのように低い金額で和解すると,和解金の中から差し引かれることとなる報酬が高いか低いかという問題以前に,手元に戻ってくる金額が大幅に減ってしまいます。
このため,本来貸金業者から返還を受けられる金額をフルに返還して貰える(少なくとも100%の返還を求めて努力する)専門家を選択されることが重要です。
そのようにフルに返還してもらうことを目指す法律事務所であるか否かチェックポイントとしては,訴訟を厭わず行ってくれるかどうか,という点です。貸金業者も近時,過払い金返還請求が多発して厳しい経済情勢に陥っており,訴訟をせず和解交渉だけを行う法律事務所に対しては,過払い金をフルに返還することが少なくなっております。このため,訴訟を提起すればフルに返還を受けられるにもかかわらず,訴訟提起の手間を省くために低い金額での和解に応じざるを得ないケースがあるようです。
専門家に相談される際には,訴訟を厭わず行う弁護士かどうかを確認してから,依頼されるとよいでしょう。(当然ですが,私は訴訟を厭わず行っております。)


